しんちゃん's ぶろぐなぺぇじ(改)

守備範囲が雑多な、しんのすけ.D.ぐらせすきのblogです。(^_^;

さよなら名鉄バス西尾空港線

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2006.9.30、東海地方でいくつかの公共交通が運行最終日を迎えました。
報道で扱われたのは先日乗りに行った桃花台新交通ですが、
その一方でこっそりと消えていったのが、セントレアへのリムジンバス路線。
JR東海バス名古屋駅(新幹線口)~中部国際空港
富士急シティバス沼津駅北口~中部国際空港
名鉄バスの栄・名古屋東急ホテルヒルトン名古屋中部国際空港
同じく名鉄バス赤池・石神~中部国際空港、そして
名鉄バスの西尾駅~中部国際空港が、
この日を最後に運行を終えることになりました。


この日、僕は知多バスが9月中頃に突如運行を発表した
彼岸花 新美南吉ゆかりの地 巡回バス」に乗るために
この巡回バスは9/23,24,30,10/1の4日だけ運行され、1乗車¥200でした。詳しいことはいずれ書きます。
自転車で市内に出ていたので、上記3路線で唯一、半田の市街地を通る
名鉄バスの西尾空港線を半田大橋の上で撮影することにしました。
前にも書きましたが、西尾空港線名鉄バス/知多バス/名鉄東部観光バスの3社の共同運行で、
名鉄バス担当便は3.5往復しかありませんでした。名鉄バス撤退後は、残る2社が運行を継続し、
ダイヤ改正され往復それぞれ1便が減便されましたが、中間バス停での乗降が可能となりました。

15:40ごろ、お馴染みの赤帯塗装のバスが来ました。
いつもの岡崎営業所のMS86MP、今日の担当車は2001年式の2106です。
何か違和感を感じたのでよく見ると、既に車体側面の
Airport Express」の文字が消されています。
ナンバーも今まで付けていた<三河200か-155>ではなく、
転属に先駆けて<尾張小牧200か-902>に変えられ、
後面ガラスに貼られていた「岡崎女子短期大学」の広告も
剥がされていて(後面は撮影できず)、何だか別の車輌のようです。
撮影はしたものの空港リムジンらしい写真とは言えず、
何だか寂しい普通のバス画像になってしまいました。


それにしても、開港から1年半で、こんなにもリムジンバスが
撤退するとは思ってませんでした。
既に小牧・桃花台東、茅野、伊賀上野名張などを発着する路線は
廃止され、その他の路線も減便ばかりが目立ちます。
北陸方面からのバスも開業時からの京福バス(福井・武生)のみで
今後も増える気配はなさそうです。最終的に生き残るのは、
鉄道より優位で、トヨタのお陰で景気の良い三河地区からのリムジンバスと、
知多半島内からの路線バスだけになるかもしれません。