しんちゃん's ぶろぐなぺぇじ(改)

守備範囲が雑多な、しんのすけ.D.ぐらせすきのblogです。(^_^;

タトゥーシール実用試験(2)

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年末年始の(株)Too製タトゥーシールの実用試験の続きです。
前回は隠蔽力や発色などに重点を置いた実用的な試験でしたが、
今度は通常の使用法から外れた、いたずら的なテストが中心です。(^_^;


まず扉部分(A)。さすがに溝の中まで密着させるのは無理でしたが、
平面部分の密着率が高く、乾燥後は擦っても全然剥がれません。
また、市販のクリアデカールより柔軟性があるので、
車体のコーナー部分にも綺麗に貼れそうな感じがします。
  赤色は、頂いた時点で印刷されていた名鉄帯の不要部分です。
次に、タトゥーシールの余白部分の表面の透明フィルムを切除し、
そこへ油性ペンで文字や模様を書いてから車体に貼ってみました(B~D)
  文字を書く面を車体に貼るんで、ペンで書くときは左右反対に書きます。
手先が器用なら、プリンタがなくても出口表記ぐらいは書けそうです。
  ただし、油性インクが車体に付いて、剥がした跡が汚くなることがあります。
  あと、素材自体が少し黄色っぽいんで、余白が多いと目立ちますが…。(^_-;
同じ方法で窓にも貼ってみます(E)。これも成功。
  これなら窓のシール広告なんかも表現できるかも?
今度は同様の手法で、油性ペンの変わりに面相筆を使い、
模型塗料で黄柑色の縞模様を描いて貼りました(F)。これもOK。
  この場合は、通常の印刷とは違って、下地色が透過するようなことはありません。
さらに今度は、自分で字を書く代わりにインレタを貼ってみます(G)
文字は左右反転してしまいましたが、密着度は問題ありません。
  先に車体にインレタを貼って、その上から透明なタトゥーシールを貼れば
  文字も反転しないし表面保護にもなると思います。
最後に、重ね貼りテスト(H)。外枠の四角を描いたタトゥーシールを貼って、
その上に横線を描いたタトゥーシールを貼り、ルーバー風にしてみました。
重ねてもちゃんと貼れます。剥がれたりもしません。


…とまぁ、フツーじゃない使い方でいろいろテストしてみましたが、
このタトゥーシール、予想以上に面白い素材です。
凹凸の多い複雑な形状のものに貼るのは少し難しいかもしれませんが、
  ボンネットバスのボンネットとかは綺麗に密着させられなさそう…。
メーカーのデカールよりも接着力が強くて貼りやすいですし、
手軽に複雑な塗装や細かい表記を再現でき、単価も安いので経済的です。
  インレタ外注すると単色刷でも数千円します。デカールはもっと高いです。
もし皆さんの近くで売っているところがあったら、
是非買って活用してみて下さい。
  …その前に、ウチはプリンタ買わなきゃ…。(^_-;